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MOLUK/モルーク社
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 ・モルーク社とは 

 ・モルーク社の方針 

 ・モルーク社の玩具  

 ・モルークの玩具・プラスチック製の玩具 

 ・モルーク社との出会い 

 ・モルーク社製品の紹介 



モルーク社とは



代表作のBiliboをはじめ、数多くのデザイン賞を受賞し、現代の玩具デザインの第一人者として活躍するアレックス・ホッホシュトラッサー氏が2011年に創業したモルーク社。彼のデザインに対する優れたセンスと、子どもの豊かな想像力が玩具に生命を吹き込むとの信念から生み出されるモルーク社の玩具は、一貫してシンプルで斬新な発想の玩具ばかりです。スイスでデザインされ、生産は中国。ユニークで楽しいOOGI(オーギー)シリーズは、世界中の子どもたちに愛されています。

www.moluk.com
www.instagram.com/moluk_design



MOLUK® - unique like your child from MOLUK on Vimeo.




モルーク社の方針
Design for Kids 子どものためのデザイン



これまでに数々の賞を受賞しているスイスの玩具メーカー、モルーク社は、世の中に増え続ける電動玩具、電子ゲームの流れにあえて逆らい、
アナログで非暴力的、それでいて、インタラクティブな教育的玩具を日々開発しています。常に一番大切にしているのは、子どもたちのこと。
モルーク社の玩具の特徴は、性別や年齢に関係なく遊べることです。想像力を働かせる余地があり、子どもと共に成長し年齢や興味に合った
遊び方の可能性を広げることができます。
また、モルーク社の製品は、すべてを組み合わせて遊ぶことができます。補い合ったり繋げたりと、 まるで全体が大きな積み木のようです。

 





モルーク社の玩具について


1.  Spiele = Lernen /遊び=学び
玩具の開発にあたって、モルーク社は、神経科学と心理学分野の最新知識を活用し、教育、作業療法、および医学の専門家からの助言を参考にしています。子どもの脳が健康に発達するためには、特に乳児期には、子どもの五感すべてに訴え、全身を刺激する玩具が重要とされています。モルーク社の玩具は、子どもの感覚と運動能力の発達を促し、それが読み、書き、計算などの、より複雑なスキルに必要な基盤となるのです。これからデジタル化、自動化が進む世界で生きていかなければならない世代にとっては、想像力、批判的思考力、そして共感力が、最も重要なスキルとして挙げられます。ここにモルークの強みがあるのです。

2. Nachhaltigkeit /持続性
伝統的な玩具の多くが木製なのに対して、モルーク社は、革新的でモダンな材料を使用しています。そのため、お手入れが簡単で、戸外でも水、雪、砂と一緒に遊ぶことができます。モルークの製品には可塑剤、PVC、BPAは一切含まれていません。重金属含有の恐れのある塗料や、再利用不可能な複合素材は使用していません。長く使える製品、そして再利用可能な材料を使った製品として、モルーク社の玩具は優れたエコアイテムでもあります。

3. Geschichte /歴史
モルーク社は、デザイナーのアレックス・ホッホシュトラッサー氏と、彼の妹で建築家のドリス・ホッホシュトラッサー女史によって、2011年にチューリヒで設立されました。彼らは、いくつも受賞歴のあるビリボや、アストロジャックスやヨーヨーなどのスキルトイのデザイナーとして、玩具業界ですでに有名になっていました。2012年以降、モルーク社はビリボの生産と海外への販売を引き受け、ビリボの遊びの哲学を貫き、さらなる開発を続けました。モルーク社の13個の製品が、すでにspiel gut (スピールグート)の認証を受けています。Oogi、 Plui、 そしてHix などの製品は、新たな定番玩具アイテムとして浸透してきています。モルーク社は、チューリヒデザイン美術館の「スイスデザインの100年 "100 Jahre Schweizer Design"」という展示、またニューヨーク現代美術館の展示、「子供の世紀 "Century of the Child"」でも取り上げられています。




モルークの玩具・プラスチック製の玩具


玩具のデザインを手掛ける前は、工業デザイナーとしてキャリアを積んでいたホッホシュトラッサ―氏。デザインに対する情熱と、製品に求める完成度には並ならぬものがあります。 彼がプラスチックという新素材を選び、玩具に使用したのは、素材の持つ特性から引き出される遊びの可能性とデザインの非常に高いレベルでの融合、新しい遊びの世界を目指したからです。 子どもが初めて手にする玩具は、五感を育てる大切な役割を果たすもの、できれば自然素材のものを手渡したいという当社の理念に変わりはありません。けれども急激な社会の変化によって、新たな需要が生まれ、要望が多様化しているのが現状です。ことにウィルスが蔓延し、感染予防が必須となった昨今では、乳児が口にする玩具も、頻繁に洗ったり、消毒したりできるものが欲しい、という要望は切実です。 落としたり汚したりしてもすぐに洗えて、お手入れが簡単なおもちゃが欲しい。 お出かけの時に荷物になるもの、部品がたくさんあるおもちゃは持っていけないから、軽くて持ち運びしやすく、どこでも遊べるおもちゃが欲しい。 ブロックを積んで崩して遊ぶのが大好きだけれど、人が集まる場所などで音を気にせず遊ばせることができるおもちゃが欲しい。 お風呂の時間がもっと楽しくなるように、シンプルで面白いおもちゃが欲しい。 Moluk社の玩具は、木製玩具ではなかなか応えられない要望に応え、そんなことしちゃダメ、を言わなくてよい、ストレスフリーの子育てお助け玩具になることでしょう。親子で楽しい時間を過ごす助けになることは、玩具の大切な役割の一つです。目的やシチュエーションに合わせて、玩具を選んで使い分けていただければと思います。



プラスチックの種類と特徴


■シリコーンゴム
シリコーンゴムは、熱に強く耐久性があり、人体には無害でアレルギー反応も少ないと考えられていることから、医療機器や調理器具など幅広い分野で使用されています。MOLUK社の玩具に使用されているシリコーンは、食器に使用できるハイグレードレベル。型に流し込んで作る一体成形で作られているため、継ぎ目やすきまがなく衛生的で、丸洗いできます。

■ABS樹脂
ポリスチレンにアクリロニトリル、ブタジエンという物質を化学的に結合させて作られた素材。そのため、アクリロニトリルのA、ブタジエンのB、ポリスチレンのSをとって、ABS樹脂という名で呼ばれています。それぞれの長所をあわせもち、耐久性に優れ、光沢のある美しい仕上がりが得られます。 玩具として使用する際は、塗装が不要なので塗膜がはがれる心配がなく、美しく壊れにくい素材として広く使われています。

Moluk社のすべての玩具には、ビスフェノールA、フタレート、ラテックスは含まれていません。
BPA-free, phthalate-free, latex-free

■お手入れ方法
日頃のお手入れは、せっけんや食器用洗剤で水洗いすれば十分ですが、消毒液で表面を拭くことも可能。シリコーン部分のみであれば、食洗機の使用、煮沸消毒もできます。洗浄後や、水遊びで使用した後は、十分に乾かして下さい。








 






2016年ニュルンベルク玩具見本市/MOLUK社と初めての商談


例年の冬よりも寒さはさほど厳しくなく、雪もわずかにぱらついた程度。 この時期は雪が積もり、氷点下の日が続くことが当たり前のドイツにしては、比較的過ごしやすいニュルンベルクでした。 見本市には5日間赴き、長く付き合いのあるメーカーから順に商談を終え、MOLUK社のブースへは終盤にお伺いしました。これが、私たちニキティキスタッフが見本市でお会いする初めての機会となりました。

MOLUK社は、いわゆる老舗玩具メーカーが揃う広大なホールではなく、新しいメーカーやデザイナーが並ぶエリアにブースを構え、小さめのブースが並ぶ中では、真っ白なアクリルの壁がひときわ目立つ明るい印象の一角でした。 小さなブースに5人という大勢で伺い、椅子が足りなくなるくらいでしたが、社長のアレックスさんと妹でスタッフでもあるドリスさんは和やかに迎えてくれ、沢山のサンプルに触れながら新商品の説明を受けました。 実際に水の入った水槽があったり、壁面のディスプレイなどは斬新で、どちらかというとクラシックな玩具メーカーを巡ってきた私たちには目に入る様々なものが印象的でした。

素材がプラスチックやシリコーンだということ、カラフルで色彩豊かなこともあって、玩具というよりはデザイン雑貨という印象がかなり強く感じましたし、遊びのボキャブラリーが少なくなっている日本の家庭には、ちょっと難しいかなと感じる商品もありましたが、実際にこどもたちが遊ぶプロモーション映像を見て、ルールはなくていいんだと納得する部分もありました。 そんな中、アレックスさんのこんな遊び方も出来る、これとこれを組み合わせてこんな風に遊ぶことが出来るという丁寧な説明は、日本にも販売先を拡げたいという強い熱意が感じられました。 (AA記)






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