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1875年
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東ドイツ・ザクセンアンハルト州のヴァイセンフェルス(Weissenfels)で設立。ろくろ細工師であり、革なめし職人でもあった創業者のヨハネス・リンク(Johannes Link)は、自身の技術をベースに打楽器製造のための小さな工場を設立。最初は太鼓用の皮や軍隊用のシンプルなドラムを製造していた。
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1878年
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業務拡大のために工場を同じヴァイセンフェルスのライプツィヒ通り(Leibzigerstrasse)に移転。その後10年間に会社の規模は拡大し続ける。
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1900年
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製品品目が増加し(ティンパニー、コンサートドラム、シロホン、シンバル、トライアングルなど)、従業員数が53名に。
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1907年
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ミュンヘンの特許局にゾノア社の商標を登録(最初のSONORロゴマーク 図 A)。春のライプツィヒ見本市に楽器を出展。
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1914年
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創業者ヨハネス・リンク死去。息子オットー・リンク(Otto Link)が後継者となり、第一次世界大戦、世界恐慌など困難な時代を乗り越え
ゾノア社はドイツ最大の楽器メーカーに。
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1917年
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楽器作りの街、マルクノイキルヒェン(Markneukirchen)に第二の工場を設立。
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1919年
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ライプツィヒ通りにあった本社工場が火災で焼失。ヴァイセンフェルスのアムバート(Am Bad)に土地を購入し、工場を建て直す。以後数年間にゾノア社はヨーロッパ最大の打楽器メーカーに。規模が大きくなっても会社のモットーは設立当初から一貫して「品質第一」 。
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1925年
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ヴァイセンフェルス工場の近代化を図る。敷地を追加購入し、規模を拡大していく。従業員数は145名に。ジャズの流行とともに新しい楽器を求める声が高まる。ゾノア社 初のドラムセットが誕生。
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1930年
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ジャズ用楽器の専用カタログ 発行。ゾノア社は業界で「世界最高のパーカッションメーカー」と評価されるようになる。
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1946年
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第二次世界大戦後 旧東ドイツ政府は個人財産の没収をはじめる。ゾノア社も国有化の対象となり、社の存続が危ぶまれたが、リンク一家は、三代目ホルスト・リンク氏の機転で、間一髪のタイミングで西側への移住を果たした。当時イギリス領だった西ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州(Nordrhein-Westfalen)のバート・ベルレブルグ-アウエ(Bad Berleburg-Aue)にドラムヘッド製造用の小さな工場を立ち上げる。その後 ドラムの種類が徐々に増えていく。1950年になってやっと、まだヴァイセンフェルス工場に残っていた父親を呼び寄せることができた。
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1952年
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トレードマークの変更。(図 B)
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1953年
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アウエの工場で1953年からオルフ音楽教育(オルフについて参照)のための楽器の製造を開始。
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1955年
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オットー・リンク氏死去。息子、ホルスト・リンク(Horst Link)がゾノア社の再建を誓う。
ホルスト・リンク社長の代にコマキ楽器、松尾楽器を通してゾノアの楽器は日本の音楽業界に広く紹介され、今日に至っている。
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1956年
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100頁のカタログを発行。内容は ドラム/ドラムセット/クラシックコンサート用打楽器/学校の教材用楽器 など。著名なミュージシャンがゾノア社製の楽器を愛用しはじめる。
なかには楽器の研究開発を援助するミュージシャンもあらわれ
ゾノア社は世界有数のドラム製造会社の地位をとりもどす。
ホルスト氏の経営のもと ドラムセットの逸品が誕生していき、
10年間保証などの制度と共にゾノア社の評判をさらに高めていった。
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1961年
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バチを2本あわせたロゴを、ルフトハンザ航空のロゴなどを手がけた著名なデザイナー、オトル・アイヒャー(Otl Aicher)がデザイン。(図 C)
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1975年
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現在のSONORトレードマークが完成。(図 D)
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1976年 |
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ニキティキはゾノア社のオルフシリーズ(鉄琴、トライアングルなど)の日本の玩具市場での販売をまかされる。
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1988年
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ドラム専門雑誌にSignatureシリーズが取り上げられ「現在手に入るスネアドラムのなかの最高品」と評価される。
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1990年代
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トップミュージシャンたちからのアドバイスも多く寄せられるようになる。
また、ドイツ技術協会(German Federal Institute of Technology)との協力のもと、使用する材料や音の品質に関する研究開発を積極的に行い、品質の高い製品作りに活かされた
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1991年
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ゾノア社はホーナー社の一部となりゾノア社製品の国際的な販路が拡充される。
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2000年
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ゾノア社創業125周年。ヴィンテージドラムを開発。
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2010年
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ゾノア社創業135周年。5月に「ゾノアの日」イベントを開催。2日間で5000人が訪れた。
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