スロープ人形 
42cmL


(原名 Nurmi/NTno.J5-2 )
腕を揺らしながら、1歩ずつスロープを下っていく人形のゆったりとした動きが何ともユーモラスな玩具。
このスロープ人形もクリストフ・ベック氏の考案。バランスのいい人形を作ることが難しく、途中で止まるケースが続発。1989年に一度生産をあきらめたが、2006年、両手のついた改良版の人形(ヌルミ)が完成し、再び市場に。
フィンランドの陸上長距離選手パーヴォ・ヌルミ(Paavo Nurmi)が原語品名ヌルミの由来。彼は1920年から1928年の3回のオリンピックで、金メダル9個と銀メダル3個を獲得した偉大な選手。かつてフィンランドの10マルカ紙幣の顔でもあった(残念ながら現在では使用されていない)。一歩一歩リズムをきざみ、身体をゆらしながら降りていくヌルミの動きを、子ども達は目をこらして見入る。下の円内は初期のヌルミ。




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スロープ人形の画像