トレインカースロープ   27cmH 
ジャンピングカートレイン 36cmH


(原名 Laufbahn,Kaskaden-Turm/NTカタログno.72,75-1)
シロフォン付き玉の塔と肩を並べる、ベック社の人気商品。車や汽車が下へ降りてゆく動きを見て楽しむおもちゃ。この2つも考案者はクリストフ・ベック氏。
1979年、まずは長いコースをゆっくり車が降りるトレインカースロープを商品化。連結した汽車や色とりどりの車がスロープを走っていくという単純な動きの玩具だが、期待通りの動きや結果に対する楽しさや満足感を得られることが子ども達を引きつける。
トレインカースロープで大成功をおさめたベック氏は、それだけに満足せずそのバリエーションとしてスピードをつけて走り降りる玩具の開発に着手。車がコースから飛び出さず、また引っ掛からないでスムーズに、しかもスピード感をもって走れるものを目指し、試行錯誤を重ねた結果、1983年ジャンピングカートレインが誕生。この玩具の完成までに、ベック氏はコースの角度や長さ、車の大きさや重量などさまざまな試作を繰り返したという。
ゆったりとした動きで子どもが目で追うことの出来るトレインカースロープと、逆にそのスピード感や車の落ちていくリズムが魅力のジャンピングカートレインは、機能・品質とも他の追随を許さないクリストフ・ベック氏のオリジナル商品として人気を保っている。

追記:トレインカースロープには高さ36cmのひと回り大きいタイプが、また、ジャンピングカートレインには高さ110cmのジャンボ版がある。共に部品のトレインやカーはレギュラーサイズと同じものを使用。


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トレインカースロープとジャンピングカーの画像