ニック社の歴史
ドイツ、オーバーシュバーベン地方の中心地、ラウプハイム(Laupheim)という街に木製玩具のメーカー、ニック社はあります。もともとは商社でしたが、1991年に現在の経営者ヨゼフ・ヘルテンベルガー(JOSEF HERTENBERGER)氏に変わった後、ドイツの木製玩具メーカーとして大きく成長しました。以前ケラー社が扱っていたCUBIOシリーズをデザイナーのハートマン(HARTMANN)氏から買い上げ、その製作工程を改良し、従来扱ってきたニックの乗り物シリーズのレベルに引き上げ自社のプログラムを充実させました。今ではドイツ有数の優れた木製玩具メーカーとして、顧客の信頼を得ています。現在従業員は 25名、敷地面積 約 2000平方メートル。ドイツ、スイスをはじめ世界各国にその製品を輸出しています。しっかりした物作りが難しくなり、多くの木製玩具メーカーが苦戦を強いられている昨今のドイツ玩具業界の中で、会社の規模は小さくても方向を見失わず確固たる信念を持って活躍しているニック社に、今後もますますがんばってもらいたいと思っているのは、私達だけではないと思います。
2000年には後継者がいなくなりアイテムの存続が危ぶまれた、BORN社の織り機のデザインを買いあげ、製作工程と技術を踏襲し細部に改良を加え製造しています。