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2015.05
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価格変更のお知らせ
書籍『玩具とデザイン』発行のお知らせ
SWISS DESIGN 展(巡回)




INFORMATION


 




価格変更のお知らせ



不本意ながら、来る4月1日より当社商品の一部の値上げを実施いたします。対象商品はスイス製のものを中心に約70点になります。素材と人件費の高騰を理由に、取引先メーカーは毎年価格を変更しますが、今回は為替の変化も配慮に加え、価格維持の商品を増やすことが出来ました。新価格につきましては、弊社もしくは取扱店までお尋ね下さい。

平成28年3月  株式会社 アトリエ ニキティキ








『玩具とデザイン ーアトリエ ニキティキとトイメーカーの歴史ー』発行のお知らせ



2016年2月に、ニキティキは創業45周年を迎えます。その歩みを、何らかの形で記録しておきたいと思いながら、自分達ではなかなか手が付けられず、歳月ばかりが過ぎてしまいました。 そこで、以前から玩具の世界に関心を持ち、当社の「第2回 メーカーを訪ねる旅」にも参加し、ニキティキ関係の展覧会や催事を熱心に見てくださっていた上條桂子さんに、彼女の目から見たニキティキの本を作っていただく事をお願いし、受諾していただきました。上條さんは、当社の取引先メーカーの中から、もう存在しないメーカーも含め、彼女の感性にあう玩具を選択し、玩具を扱う方々や、デザインを目指す若い人たちへ、なんらかのメッセージを届けてくれる楽しい本に仕上げて下さいました。ヨーロッパでのこういった動きは期待できないので、私たちが接してきた木製玩具メーカーの世界を、このような形で記録に残すことも、ニキティキの役目と考えてきましたので、この本の完成をとても嬉しく思っています。



タイトル : 玩具とデザイン
 ーアトリエ ニキティキとトイメーカーの歴史ー
編  集 : 上條桂子
編集協力 : アトリエ ニキティキ
発  行 : 株式会社 青幻舎
発 行 日 : 2016年1月4日
価  格 : 2700円(税別)
版  形 : ソフトカバーB5変形  カラー 136ページ

※ご希望の方は→こちら からご注文ください。
※一般書店などでも発売中(店頭にない場合お取り寄せできます)。

〈内容〉
良質な玩具を扱い続けるアトリエ ニキティキが45 年にわたり、日本の子どもたちに届けてきたヨーロッパの玩具を美しいビジュアルでご紹介。心に残る17 組のトイメーカーの活動と、トイデザインの歴史を一冊にまとめました。また、玩具デザインにまつわる多彩な方々からのエッセイや論考を掲載。玩具デザインの決定版です。
●紹介メーカー
NAEF / KELLER / DUSYMA / JUSSILA / ALBISBRUNN / MICKI / KIENER / SONOR / DECOR / PROFUOND / TOYS VITALI / MEISTERGILDE / KELLNER / BECK / HELLER / CUBORO / FREDUN SHAPUR
●寄稿陣(掲載順)
谷川俊太郎(詩人)/ 岸田今日子(女優)/ 柳宗理(インダストリアルデザイナー)/ 小柳帝( 編集者・ライター)/林裕輔(DRILL DESIGN )/吉本和子( 久々知おもと保育園園長)/及部克人( 武蔵野美術大学名誉教授)/
降旗千賀子(目黒区美術館学芸員)/ 向井周太郎(武蔵野美術大学名誉教授) 【編者】
上條桂子(かみじょうけいこ)◎東京生まれ。大学卒業後、出版社(阪急コミュニケーションズ、プチグラパブリッシング)にて、書籍や広報誌の編集に携わる。2005年よりフリーランス。デザイン、アート、カルチャーを中心に企画編集、執筆活動を行う。雑誌は「BRUTUS」「Pen」「ecocolo」「BT/美術手帖」等。書籍編集も多く編著書に『EDU-TOY~ヨーロッパの木製玩具たち』(プチグラパブリッシング)、『ideaedit アイデアの生まれるところ』(大和書房)、『グラフィックデザイナーのブックデザイン』(ピエブックス)、『空気の港 ~テクノロジー × 空気で感じる新しい世界~』(美術出版社)等多数。「空気の港」展(2009年)では、書籍編集の他、広報と展示企画・運営、プロジェクトマネジメントを担当した。






ネフ社の創始者 クルト・ネフさんの信条
「しっかり選んで、大切に、そして長く使う。」


ドイツのボン在住のギゼラさん。ニキティキの出発からいつも変わらず色々な面でニキティキをサポートしてくれている友人です。ニキティキ発足後、ギムナジウム(高校)の教師だったフォルカーさんとの間にもうけた3人の息子達は、みんなニキティキの玩具で育ちました。次男のマックスは今では各種スポーツのカメラマンで活躍中。彼は小さい頃から絵の才能もあり、彼の7歳の時のピエロのイラストを、ニキティキカタログの表紙に使わせてもらったこともあります。 写真はそのマックスの長男ニックが祖父母の家に来ると、いつもすぐ屋根裏にこもって、昔お父さん達が遊んだニキティキの玩具を床いっぱいに広げて夢中で遊んでいる様子です。ギゼラさんが写真を撮ってくれました。 日本でも、ニキティキの玩具だけは、子どもが大きくなっても大切に保管し、今では孫が使っていますと言って下さる方がとても多いです。



 









スイスデザイン展
SWISS DESIGN


スイスと日本の国交樹立150年にあわせて企画された「スイスデザイン展」に、ネフ社の玩具が展示されています。ほかにも、時計や靴、家具やファブリックなど多様な領域の各ブランドの過去から現代までの品が並び、スイスデザイン文化の豊かさを身近なところから見ることができる展覧会です。またル・コルビュジエ(1887-1965)とマックス・ビル(1908-1994)の二人の巨匠の仕事や、スイスで最も権威のあるスイスデザインアワードの近年の受賞者たちの時代の先端をゆく作品をまとめて見ることで、スイスデザインのエッセンスを感じることができます。
*下は、東京オペラシティギャラリーでの会場風景


下段中央はこの展示会のために制作された床置きのオブジェ。使用された合計1760個のネフスピールのパーツは、木の地色の微妙な違いを反映し、それぞれ色のトーンが異なります。そのトーンの違いの効果的な使い分けが、この作品に深くて優しい味わいを与えています。
デザインと制作:ネフ社チーフデザイナー・Heiko Hillig
提供:NAEF SPIELE AG サイズ:約80cmx400cm


スイスデザイン展  《全て終了しました》
SWISS DESIGN

展覧会開催情報
●東京オペラシティ アートギャラリー(2015.1.17~3.29) 
●静岡県立美術館(2015.7.11~8.23) 
●札幌芸術の森美術館(2015.9.9~11.8) 
●西宮市大谷記念美術館(2016.4.2~5.29)