TOPICS
2007.10.10
  このページで紹介している内容は、掲載時の情報となります。価格や仕様、デザイン等が変更となっている場合や、生産中止・取扱中止となってしまっている場合もございます。あらかじめご了承下さい。なお、掲載されている内容に関するお問い合わせはこちらから。

   

→これまでのTOPICS一覧へ



INFORMATION

 

ハイコ・ヒリック氏が初来日しました!



去る9月17日(月)に現在のスイス ネフ社のチーフデザイナー、ハイコ・ヒリック氏が初来日されました。ヒリック氏は現在、玩具デザイナーとしての活躍に加え、企業のモニュメントを作ったり、現代アートの個展を開いたり、フリーのアーティストとしてもドイツ・スイスを中心に活動しています。 今回の滞在は短く、翌週9月25日(火)には帰国されました。 滞在中は雑誌の取材に応じたり、現代玩具博物館(岡山県)で開催されているネフ展(9月24日で終了後有馬へ巡回*)や、有馬玩具博物館(兵庫県)を視察したり、またネフの玩具が活用されている宝塚のやまぼうし保育園の見学や、東京都内と静岡や姫路の玩具店やBEYES 表参道ヒルズ店で、ネフ社の商品が実際に販売されている現場を視察したりと、過密なスケジュールを精力的にこなし、充実した日々を過ごされました。9月19日(水)、武蔵野美術大学の見学では及部教授に丁寧にデザイン関係の学部をご案内いただき、その規模の大きさと学生の数の多さ、施設の充実に深い関心をもたれました。

帰国の前日、9月24日(月・祝)にはニキティキ主催で「ハイコ・ヒリック氏を囲む会」が吉祥寺で催され、美しい手さばきが印象的な、ご自身がデザインした積み木のデモンストレーションに加え、玩具以外の作品や、かわいい娘さんの写真の紹介など、来場くださったみなさまにとっても、ヒリック氏の世界に触れるまたとない機会になりました。 8日間の滞日はあっという間に過ぎてしまいました。 日本のファンをさわやかな印象で魅了したヒリック氏でしたが、彼にとっても、暖かく迎えてくれた日本の人々とのたくさんの出会いは素晴らしい体験となったようです。再来日の約束と感謝の言葉を残し25日(火)早朝、無事帰国の途につかれました。

*ネフ展の紹介 有馬玩具博物館にて2007年10月5日から12月9日まで、現代玩具博物館で行われていたネフ展が巡回展示されます。(終了しました)



 



1.
やまぼうし保育園
2.
やまぼうし保育園
3.
南青山・べにや民芸店
4.
武蔵野美術大学
5.
武蔵野美術大学
6.
Hillig 氏を囲む会
7.
BEYES表参道ヒルズ店
8.
岡山の古民家






Heiko Hillig 経歴



1971
おもちゃ作りで有名なドイツ・エルツ地方のマリエンベルクにて出生。

1989
大学入学資格(アビトウア)取得。

1990-95 ドイツで遊具デザインを専攻できる唯一の大学、ハレ・ブルク ギービッヘンシュタイン芸術デザイン大学で玩具と教材のデザインを専攻。

1995-97

グリューンハイニッヘンにあるErzi-Qualitaetsprodukte aus Holz GmbH(エルツィ木製製品製作所)のプロダクト・デザイナーに。

1997-
ネフ・シュピーレAGのデザインに携わるようになる。


主な褒賞暦
1996 「アークレインボウ」 Form1996賞
1997 「アークレインボウ」 ドイツ・デザイン賞 第1位 (木製玩具部門)
1998 「アークレインボウ」 連邦プロダクト・デザイン賞*

*この賞は2年に一度与えられるドイツ最高の工業デザイン賞